今回は、合成灰をいっさい使わない調合をやってみました。
天然にこだわってみました。
調合比は、天然藁灰の残量に合わせて作りました。

釜戸長石・・・1500g(25%)

ピザ窯灰・・・1500g+風呂釜灰・・・600g(35%)

天然藁灰・・・2240g+天然籾灰・・・200g(40%)


15リットルの漬け物バケツがいっぱいになるほど作ったんです。
しか?し、これがどうしてなかなか思い通りにはいきません。

OFで焼きあがった器を見てください。

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灰のおかげでよく溶けているのですが、少し黄みがかってます。

黒陶土に白化粧をした器は、特にいただけません。(・o+) アチャー

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何と赤みがかって見えます。
おそらく、溶かす方向で使った灰が鉄などの金属を多く含んでいたことに原因がありそうです。

さてさて、どうしたモンでしょう。
自分で狙った釉調は、もう少し白く濁ってくれると思っていたのでどうもしっくりこないんです。
土との相性もあるかもしれませんので、テストは続きます。
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