今回は、合成灰をいっさい使わない調合をやってみました。
天然にこだわってみました。
調合比は、天然藁灰の残量に合わせて作りました。
15リットルの漬け物バケツがいっぱいになるほど作ったんです。
しか?し、これがどうしてなかなか思い通りにはいきません。
OFで焼きあがった器を見てください。
灰のおかげでよく溶けているのですが、少し黄みがかってます。
黒陶土に白化粧をした器は、特にいただけません。(・o+) アチャー
何と赤みがかって見えます。
おそらく、溶かす方向で使った灰が鉄などの金属を多く含んでいたことに原因がありそうです。
さてさて、どうしたモンでしょう。
自分で狙った釉調は、もう少し白く濁ってくれると思っていたのでどうもしっくりこないんです。
土との相性もあるかもしれませんので、テストは続きます。
天然にこだわってみました。
調合比は、天然藁灰の残量に合わせて作りました。
釜戸長石・・・1500g(25%)
ピザ窯灰・・・1500g+風呂釜灰・・・600g(35%)
天然藁灰・・・2240g+天然籾灰・・・200g(40%)
15リットルの漬け物バケツがいっぱいになるほど作ったんです。
しか?し、これがどうしてなかなか思い通りにはいきません。
OFで焼きあがった器を見てください。
灰のおかげでよく溶けているのですが、少し黄みがかってます。
黒陶土に白化粧をした器は、特にいただけません。(・o+) アチャー
何と赤みがかって見えます。
おそらく、溶かす方向で使った灰が鉄などの金属を多く含んでいたことに原因がありそうです。
さてさて、どうしたモンでしょう。
自分で狙った釉調は、もう少し白く濁ってくれると思っていたのでどうもしっくりこないんです。
土との相性もあるかもしれませんので、テストは続きます。
コメント
コメント一覧 (4)
それが不思議なことに赤みがかった色となったので、ありゃ?と思ってます。
天然藁灰は藁だけを燃やしたものですので、鉄分等が含まれていると考えていません。
一番怪しいのは、風呂釜灰なんです。
もらった方に聞いたんですが、「何でも燃えるモンは、燃やしとるよ?」(・o+) アチャーです。
風呂釜灰といっても、最近はラップやビニールなどの石油化学製品なども一緒に燃やしておられるのだろうと推測しています。
いい灰を見つけることは、ほんとに難しいです。
ピザ窯灰は、店主に聞いたところ、コナラ、クヌギなどの広葉樹だとのことです。
今度は、これだけで作ります。
私には充分に見えますが・・・これでもjunさんには不満なんですね(笑)
合成藁灰に比べて天然藁灰がそれだけ鉄分等の雑味成分を含んでいるのですね。
ピザ窯灰や風呂釜灰など天然土灰の安定した供給元をお持ちのjunさんがうらやましいですよ。
私の方はなんとか天然土灰の供給元を探さないと在庫が危ないです。
キロ単位で使うと灰はドカット減りますからね。
今後の釉調の調整も勉強させていただきます。
私にはまだ調整がわからないのです(爆)
以前ですが、長石、赤松灰、藁灰を同じ割合でブレンドして焼いた事があります。ただし、長石を変えてみました。1つは福島長石、もう1つには釜戸長石というようにです。
結果として、福島長石では綺麗な白になり、釜戸長石では黒御影に掛けて焼いたときに、同じような色に焼き上がりました。
いろいろな釉薬チャレンジをやっていた頃の懐かしい思いを呼び起こしていただきました。
今は、本業が忙しく陶芸にチャレンジすることを少し諦めています。
年に数日できるかどうかです。
長石により焼き上がりの色に変化があるとは、知りませんでした。
また、陶芸を楽しむ時が来たら、釉薬実験に取り入れていきたいと思います。
ありがとうございました。