造成地からとってきた土。

粘土を見つけたんです!

まだ、作業に入る時間がとれなくて、袋に入ったままですが、30?近くあります。

自分だけの粘土が出来上がったら、こりゃ嬉しいだろうなぁ?って、土を採ってきただけでヘラヘラしてます。ヽ(=´▽`=)ノ
この粘土は、随分と鉄分が多く、酸化で焼いても紫蘇色になります。
高温では、へたってしまう粘土かもしれません。
練ってると手が錆び付いたような色になります。
この粘土からどんなことを知るんだろう。
ぺろってなめたら、無味無臭でした。塩基成分は、抜けているようです。



はて、どうやって使ったらいいものか?

粘土の精製には、水簸法とはたき法とあるようだ。


ここ境港は、弓浜半島という砂州の上にありどこを掘っても砂ばかり。土は諦めていたんですが、やっぱり土を知らずに作陶するのは、なんだか気に入らない。

と、格好いいことを言ってみるも・・。
土はいつも購入していて、原土の精製は、やったことがない。


まずは、採ってきた原土を乾燥させ砕いて土に混ぜてみることにした。(はたき法)
そして粉引きの茶碗にしてみました。

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酸化で焼いても見える胎の色は、そうとう赤いです。

量を入れすぎなのか、口縁部に土切れができました。


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寝かせて粘り気を出す必要があるのかも・・。



知らないことがいっぱいだから、
ああしたらどうなるだろう、こうしたらいいかも、ヒョッとするとこんなこともできるかも・・・。
なんて、思いは駆けめぐります。

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