調合した灰織部を使った焼成です。酸化焼成による球は、いい感じに発色しました。
ところが、・・・。還元をかけたコーヒーカップはというと、赤く発色したまではいいのですが、所々銅が吹き出しているんです。
一つに、辰紗釉に含まれる銅は、0.5?1%である。<織部釉は、5%の銅を含有、よってアバウトですが、5%入ってます。>ことが考えられる。そんな飽和状態に近い酸化銅が、全部還元がかからずにそのまま吹き出してきたのではないかと思ってます。
窯焚きは、いろいろ不思議なことが起こります。そこを調べるのもおもしろいし、再現してみるのも楽しい。1200℃という炉内は、ミラクルワールドです。
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