赤のモミジ。
黄色のイチョウ。
日本に生まれてよかったね。
少しずつ赤や黄色の色は違う。
その違いを確かめ合いながら、敷き詰められた落ち葉の上を歩く。
前から三毛猫がやってきた。
風を避けるためかいつも通るおきまりの道なのか、体ひとつ入る側溝の中をつたって、こちらにやってきた。
ずいぶん近づいたが、それでもこちらを見向きもしない。
どこへ行くんだろう。
三毛猫は、雌が圧倒的に多い。
雄が生まれる確率は、三万分の一だそうだ。
あの子もきっと、雌だよ。
重なり合う落ち葉と落ち葉。
いろんな色が解け合って、ひとつになる。
これからも歩いていこう。
コメント
コメント一覧 (5)
アゴは、トビウオのはずヽ(~?~ )ノ ?
草花の色や匂いで、フッと季節が感じられるようになるといいなと思ってます。
KU師匠の絵は、そういった旬を感じるものが多いですよね。
個展お疲れ様でした。
シラスは、アゴすくいさんが手に入れたとか・・。
色とりどりの落ち葉のような「陶芸」が出来たらまた素晴らしいだろうなぁ {ウインク}