いつかは、志野を焼いてみたい・・。

志野もいろいろ調べていくうちに、美濃陶で使われた白釉が少しずつ変化していったものとわかってきた。突然に長石単身の焼きものが出現したのではなく、茶の湯文化の隆盛とともに都茶人の要望に応える形で、生み出されていった究極の白の形であるようだ。

そんな思いが、美濃陶への興味を加速させています。

鉄絵の具を作ることも、白釉を作ることも、鉄絵を描くことも、桃山陶の中心的発信地、美濃陶を探ることになると、勝手に決め込んで今年の目標としています。


鉄絵の具を調合し、今いろいろ試しています。

今日はそんな中のひとつを・・。

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いつもの皿に、葡萄の房を描いてみました。

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美濃陶の素晴らしさは、遊び心にあるように思います。
職人の粋を、作り手の喜んでいる様子を伝えられるような器が作れたらいいなと思っています。

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