「男の隠れ家?陶酔庵」のansyuさんに、リンクしていただきました。
ありがとうございます。

ansyuさんは、匣鉢を自作なさって、これから電気窯での還元焼成に入られるようです。


今日は、ようやく時間が作れて7月2日以来の本焼きに入りました。
そこで、僕の匣鉢還元焼成をご紹介します。

まずは、匣鉢。丸匣です。購入したものです。つくを脚代わりに使っています。もう逆さにしてもとれません(;´▽`A``

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黒ずんで見えるのは、炭のあとです。ここに炭を置きます。
今回は、弱還元を狙って24グラム。(固まりと破片では、同じ重さでも炭の燃焼時間が変わって違った結果が出ます。作品の個数も影響します。もちろん匣鉢の容積も・・)

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炭を入れた匣鉢に壊した(?)棚板の破片で台を作ります。

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釉掛けした作品を棚板に載せます。入る個数は、この程度です。
今回は、白化粧した粉引きの茶碗としのぎを入れた湯呑み。どちらも梨灰釉を掛けています。赤く釉掛けしたのは、鉄赤釉を掛けた湯呑みです。鉄赤釉を弱還元掛けるとどうなるのかテストです。

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僕の場合、この匣鉢の上にピタッと隙間を作らずに棚板を載せてしまいます。炭の燃焼ガスで、カンタル線をもろくしたくないからです。ですから炭を多くして強還元を掛けることは、なるべくさけています。
ちなみに、このような強還元のことを還元おとしとか冷却還元、或いは、炭化焼成といってるようです。確実に窯にダメージがあります。

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ピタッと蓋をした棚板の上には、酸化焼成の作品を置きます。藁灰釉の茶碗と鉄赤釉の湯呑み、鉄赤釉の灰皿です。丸い玉は、陶器製のビーズ。ストラップを作るのに使います。絵付けをして藁灰釉を掛けています。


あとは、ポチッとスイッチを入れるだけ。
1250℃まで11時間かけて温度を上げ、ねらしを20分とります。8月12日窯出し予定です。

久しぶりの窯焚きで、ワクワクします  p( `o´ )q オッス!

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