電気窯での焼成は、酸化焼成が基本です。

自作の釉を作る中で、なかなか酸化にあったものが出来ずにいました。
それは、透明釉を軸にすると、どうしても水簸した灰に含まれる鉄分によって黄色に発色することが、原因だったと思います。
還元で、緑っぽい発色の方が、冴えたように感じていたからです。

じゃ、発想を変えて、乳白釉を軸にして灰を入れていくとどうなるのか、テストをしていました。

どんなモンでしょう?
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僕は、大好きな発色。ユラユラする白濁に青や赤がみえる萩焼に似た釉調になりました。
やった!です。
この混土との相性は、ピッタリ。

もひとつ奮発して、
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酸化焼成に合う釉が、初めて出来たように思います。
以前紹介したイッチャ藁灰釉にもう一ひねりしてみた釉です。


追伸:ソーサーもあるといいんですが、実情を話すと、皿を挽くのが苦手なんです・・・。(・o+) アチャー

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