2005年ももうすぐ終わろうとしています。
今日は、今年最後の窯出し。
粉引きに厚めに掛けた梨灰透明釉のカップが、焼けました。
見た目は、なかなかいけてます。
この正月に使ってみて、次へ生かそうと思います。

来年の制作は、二つの目標を掲げています。
一つは、『粉引きの制作』
もう一つは、『大物の制作』です。
形にこだわって作陶していきたいと思っています。

一つの器が、食と生活を結ぶ。
器から料理のインスピレーションが湧き、名脇役として料理を引き立てる。
器から溢れる滴は、あたかも感性が溢れるように、潤いと至福の時を与える。
そんな器作りをいつも心がけ土と向き合っていくつもりです。

今年一年、たくさんの人の思いに支えられました。
すべての人の幸せと一つでも多くの笑顔を願ってやみません。
ありがとうございました。
75c43f67.gif