4f9d4b3f.jpg

いよいよ大詰め。カンタル線を炉内に罫描きした線に沿って当てていきます。


af40511b.jpg
ウェーブに沿ってピンを打ち込んでいきます。
直角に曲がるところへは、小さなたがねを当てて打ち込んでいきます。
職人さんは手慣れたもんでトントンと打ち込んでいきます。




こうしてようやく新しい炉内になりました。
さっそく、断線がないかテストも行いました。スムースに昇温しテスト完了!
ここまで直していただくのに職人さんでも5時間余り、ピン打ちの時などは、ずっと中腰でさすがに辛そうでした。共栄電気炉さんありがとうございました。<(_ _)>

次にカンタル線に酸化皮膜を付ける大切な作業に入ります。
まず、800℃を7時間かけて昇温し、空焚きします。
次に、1230℃まで本焼のように昇温し、空焚きします。どちらも焚き口と排気口を開けたまま行います。
これでカンタル線に酸化皮膜ができ、還元炎にも強い線ができます。

では、これより第二期の窯焚きの始まりです。やるぞぉー(`0´)ノ オウ!

END